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外遊びをたくさんした子が賢いのは心と脳が育つから!遊び方のコツも!

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外遊びをたくさんした子が賢いという説は本当です。

外後びをたくさんした子は心の発達が促されるため、のちに学習意欲や社会性が高くなるんです。その結果、賢い子になりますよ。

夏の暑い日や、冬の寒い日は、子どもの外遊びに付き合うのが大変ですよね。

私も子育て中で、毎日公園に出向いているので、その気持ちがよくわかります。

でも幼児期に外遊びをたくさんしたか、しなかったかで、実は子どもの人生の幸福度までが左右されてしまうんですよ!

外遊びをたくさんした子は必ず賢い子になりますので、大変ですが継続してくださいね。

この記事では、外遊びが子供の心や脳にもたらす効果、外遊び中の親の関わり方を解説します。

外遊びをたくさんした子が賢い理由は心が育つから!

心が育つと、賢い子になると言われてもピンと来ないですよね。

ここでは、心が育つとはどういうことなのか、なぜ外遊びをたくさんした子は心が育ち、賢い子になるのかを詳しく解説しますよ。

心が育つとは?

人間の能力は、認知能力と非認知能力の2つに分類されます。

認知能力=頭の能力

一般的に知能検査で測定できる能力のこと。偏差値やIQなど。

非認知能力=心の能力

知能検査で測定できない能力のこと。集中力、想像力、やり抜く力、自制心、共感力、道徳性など。

外遊びをたくさんした子は心が育つとはつまり、非認知能力が育つということです。

非認知能力が育つと、なぜ賢い子になる?

たぬきち

頭じゃなくて心が育つと、なぜ賢い子になるの?

賢い子を育てると聞くと、勉強を教えないといけないと思う方もいるかもしれません。

しかし実際のところ、賢くなるためには、幼児期に非認知能力を育てることが必要なんです。

これを証明した、「ペリー就学前プロジェクト」と呼ばれる社会実験をご存知でしょうか。

これは、1962年〜1967年の間に、ペリー小学校付属幼稚園に通っていたアフリカ系アメリカ人の3〜4歳の子どもを対象に行われた実験ですよ。

ペリー就学前プロジェクトの内容は、以下の通りです。

  1. 彼らを就学前教育を行うグループと、行わないグループの2つに分ける
  2. 就学前教育を行うグループには、子どもたちに自分たちで遊びを計画させて遊ばせ、よりおもしろくするにはどうすればいいかを考えさせる
  3. 平日の午前中の2時間半、約30週にわたって就学前教育を行う
  4. その後、40年間彼らの追跡調査を行う

就学前教育の内容は、文字や数字を勉強させるものではありませんでした。

教員が意識していたのは、とにかく子どもの自発性を伸ばすように、あまり手を出しすぎないようにすることのみだったそうです。結果はどうなったと思いますか?

追跡調査の結果、14歳時点での基礎学力で、就学前教育を行なったグループと行わなかったグループでは大きな差が出たんです。

また、その後も追跡を続けた結果、就学前教育を受けたグループは、高校卒業、収入、持ち家がある、健康であるなどの割合が高くなりました。

反対に、就学前教育を受けなかったグループは、逮捕、未就労、生活保護受給、不健康状態などの割合が高かったのです。

この社会実験から、幼児期に非認知能力を高めることは、学習意欲の向上をもたらすことがわかりました。

そして、結果的に学歴が高く、仕事もできる子どもが多いことに繋がったという結果を生んだのですよ。

たぬきち

自分で考えてできたという経験が豊富にあると、学習への意欲が高まるんだね。

また、非認知能力を育てることは、賢くなって学歴や収入を上げるだけでなく、健康状態やモラルをも向上させ、人生の幸福度を上げることもわかったんです!

外遊びをたくさんした子は、非認知能力が育つのはなぜ?

それでは、なぜ外遊びは非認知能力の向上に効果があるのでしょうか?

非認知能力は数え切れないほどたくさんありますが、外遊びで身に付くとされている力は以下の6つです。

  • 自己肯定感
  • 問題解決能力
  • 判断能力
  • 集中力や忍耐力
  • 運動能力
  • コミュニケーション能力

ペリー就学前プロジェクトでは、外遊びだけではなく、室内での遊びももちろん取り入れていたでしょう。

しかし室内で遊ぶよりも、外遊びの方が断然、非認知能力を高めやすいのです。

前述した6つの力が、どのようにして外遊びで身に付いていくのかを詳しく解説しますね。

【自己肯定感】

外遊びには、達成感を感じられる機会が多いんです。例えば、すべり台ですね。

最初は怖くてママと一緒にしかすべれなかったけれど、友達のまねをしてすべってみたら楽しかったよ!

できなかったことができるようになったという経験を積み重ねることで、子どもの自己肯定感は高まりますよ。

【問題を解決する力】

あの虫をとりたいけれど、高いところにいてとれない。

ボールをまっすぐけりたいけれど、どうしてもうまくいかない。

外遊びをより楽しくするためには、自分で考えて問題を解決する必要がありますね。

考えて、やってみて、できるようになった経験が、子どもを成長させることは間違いありません。

【判断する力】

家の中で、限られたおもちゃで遊ぶのとは違い、外遊びは無限大です。

どこに行こうか、何して遊ぼうか、何を持って行こうか、ワクワクしながら決めるとそれだけでも意味がありますよ。

外遊びには、子どもを主体的にさせる効果があるんです。

【集中力や忍耐力】

ジャングルジムに登っているとき、子どもは落ちないように集中しますね。

手や足が少し痛くても、登りたいから頑張るんですよね。

集中して取り組まないと危険が伴う外遊びでは、忍耐力が身に付きます。

【運動能力】

家の中とは違い、外では思いっきり体を動かせますね。

大きな声を出したり、走り回ったりすることで、肺活量や筋力が鍛えられます。

生きていく上で、体が健康で丈夫であることはとても大切なことです。

健全な精神は、健全な肉体に宿るとも言いますよね。丈夫な体は、丈夫な心を育てます。

【コミュニケーション能力】

家の外の公園には、同世代の子どもが多くいます。

家の中では、どんなことでも自分の思い通りになりますが、外では順番やルールを守らないといけません。

他人との関わりの中で、子どもは我慢をすることや譲ることを覚えます。

時には、自分の意思を通すために交渉することもあるでしょう。

これは、コミュニケーション能力の向上につながり、将来に役立ちますよ。

たぬきち

なるほど!外でたくさん遊ぶと、非認知能力が育つことがよくわかった!

外遊びをたくさんした子は脳も育つ!遊びは学習の原点になる♪

非認知能力の向上が、長い目で見て賢い子を育てるとはいえ、実際には認知能力の方も気になりませんか?

早いうちから数を数えられたり、ひらがなをかけたりする子ってやっぱり賢そうですよね。

実は、外遊びをたくさんした子は、認知能力も育つんですよ。遊びは学びになるんです。

また、体全体を使って遊ぶことをたくさんした子は、脳が様々な刺激を受けて活性化されるので、記憶力が高まります。

これは、小学校に上がって勉強が始まったとき、学習する力を高めるのに効果がありますよ!

外遊びが学びになる、具体例をご紹介しますね♪

外遊びは、算数の原点になる!

外に出ると、子どもが木の枝や石を集めていたことがありませんか?

また、大きな建物を見上げていたことがありませんか?

家の外には、数を数えたり、実際の大きさや速さを知れる機会がたくさんありますよ。

算数は、問題を読み、式を組み立て、答えを出す教科ですよね。

算数ができるようになるためには、想像力や論理力など、脳のいろいろな場所を働かせて問題を解く力が必要なんです。

外遊びをたくさんした子は、幼児期から以下のような算数の基礎力を身に付けることができますよ。

  • 木の枝や石、花や草木を数えて、数の感覚が身に付く
  • 石などを集めて、どちらが多いかなどの数量感覚が身に付く
  • 建物を見て、立体感覚が身に付く

家での積み木遊びもいいですが、自然界に存在する落ち葉や枝を集めて、工夫して立体物を作ると、より算数脳は鍛えられます。

外遊びは、理科や社会の原点にもなる!

家の外に出て、自然界や社会と触れ合うことは多くの学びがありますよ。

学校で習う理科は、自然の出来事のなぞを学ぶ教科です。

また、社会は世の中の仕組みを学ぶ教科ですね。外に出ると、以下のことが学べます。

  • 風の動きや草木のにおい
  • 虫や鳥の声や実際の大きさ
  • 石や葉っぱ、花の手触り
  • さまざまな職業があり、働いてくれている人がいること
  • 救急車や消防車、パトカーなどの働く車が私たちの生活を支えてくれていること

私の息子は、虫と車が大好きです。図鑑だけでも興奮していますが、実際に見ると喜びはひとしおのようです。

外遊びと言うと、公園で思いっきり遊ばせないと、と思う方もいるかもしれませんが、家の外に出て散歩するだけでもいいんですよ。

子どもにとって、家の外というだけで冒険なのですから♪

そのほかにも、友達と言葉を交わせば、国語力の向上になりますし、英語表記された看板を見たら、英語に触れ合うきっかけになりますね。

家の外には、予想以上に学習の原点となるきっかけがたくさん存在することがわかりましたね。

外遊びたくさんした子に育てるには!?4つのコツを解説♪

ここまで、外遊びをたくさんした子は心や脳が発達し、賢くなると述べてきました。

賢い子に育てるためには、遊び方に4つのコツがありますよ。

【コツ①自然と関わる】

子どもは、植物や昆虫など自然界に存在する生き物に興味を持ちますよ。

私の息子もアリやダンゴムシ、揺れている葉っぱが大好きです。

息子はまだ上手に話せないので、なぜ好きなのかはまだ聞けないですが、小さくて動きが早いもの、風で不規則な動きをするものが不思議で興味深いのだと思います。

自然との触れ合いをたくさんした子は、生き物への興味や関心を深め、命あるものを大切にする心が育つと言いますよね。

ママやパパが触れなくても大丈夫です。子どもには、たくさん触れ合わせてあげましょう。

【ポイント②自由に遊ばせる】

遊び方を限定せずに、子どもの行きたいところへ行かせ、遊びたいところで遊ばせることが、子どもの能力を育てることにつながります。

今日はここの公園、などと決めずに、玄関から出たら、子どもが行きたい方向へ行かせてみるというのも一つの手かもしれません。

水に濡れてほしくないな、泥んこになってほしくないな、などと考えてしまいますが、グッと我慢です。

外遊び中に濡れても汚れても、どんと構えていられるように着替えなどの準備をしっかりとしましょう。

【ポイント③人と関わる】

保育園や幼稚園に通っていない場合、どうしても人との関わりはママとパパのみになってしまいますよね。

外に出れば、散歩をしているおじいちゃんやおばあちゃんがいたり、同じように遊んでいる同世代の友達に会えますよ。

手を振ったら振り返してくれた、初めて会った友達と一緒に遊んで楽しかった、そいうったひとつひとつの経験が、子どもの自己肯定感を育てるのです。

【ポイント④一緒に体験し共感する】

ママとパパと一緒に楽しい経験をたくさんした子は、心が豊かになります。

何かができるようになったときや何かを発見したとき、「あっ!」と感じたその瞬間を同じタイミングで共有しましょう。

そんなとき子どもは「ママとパパは、僕・私のことをいつでも見てくれている、愛されている」と感じるのです。

どの方法で遊ぶにしても、ママとパパが介入しすぎてしまうと、子どもの自発性や考える力が伸びなくなってしまいます。

外遊びをするときは、ママとパパは見守りとサポートに徹しましょう。

自由にのびのびと遊ばせ、遊びをおもしろくするヒントを少しだけ与えられるといいですね♪

まとめ

  • 外遊びをたくさんした子は、非認知能力が伸び、賢い子になる
  • 非認知能力とは、人の心の部分の能力であり、幼児期にこの能力を伸ばすと、将来の学習意欲や社会性の向上に役立つ
  • 外遊びをたくさんした子は、遊びを通して認知能力も伸ばせるため、脳も発達する
  • 外遊び中は、親の介入は必要最低限にして、子どもの自発性や考える力を伸ばすことができると、賢い子が育つ

外遊びをたくさんした子は、賢い子になることがわかりましたね。

ご紹介したコツを取り入れて、ぜひ家の外で親子時間を過ごしてみてください♪

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