ブレスマイルクリアを使っても歯が白くならないのは元の歯の色が原因なんです。
テレビなどで歯の白い芸能人を多く見かけるようになり、白い歯の人はステキに見えますよね。
ホワイトニング効果のある歯磨き粉もたくさん発売されており、歯の色への意識も高まってきました。
そこで、自宅でホワイトニングができる歯磨き粉の、ブレスマイルクリアってどうなんだろうと思ったことはありませんか?
ブレスマイルクリアは歯のエナメル質の黄ばみを落とす成分が入っています。
しかし、ホワイトニング効果のある歯磨き粉はたくさん出ていますが、中には思ったよりも白くならないなと感じたことがある人も多いでしょう。
実は、ブレスマイルクリアは、使っても歯が白くならない人がいるんです。
この記事では、どんな人が効果を感じられないのか解説していきますね♪
ブレスマイルクリアで白くならないのは元の歯が原因!
ブレスマイルクリアを使っても歯が白くならないのは、元の歯以上に白くはならないからです。
歯の多くは象牙質と、象牙質を包む半透明のエナメル質でできています。
ホワイトニング効果のある歯磨き粉は、歯の側面を形成しているエナメル質についた黄ばみを落としているんです。
エナメル質が黄ばんでいない場合、エナメル質の更に内側にある象牙質が黄色いことが原因になります。
ホワイトニング剤は、歯の着色有機物を白くする作用がありますが、エナメル質に元々色がない状態だとホワイトニングを使っても白さを感じにくいからです。
また、黄ばみを落とすのに時間がかかる場合もあります。
最低でも1カ月くらいは試してみましょう。
歯が黄ばんで見えてしまうワケ
エナメル質は半透明なので、包まれている象牙質の色が見えてしまうんです。
歯が黄ばんで見える原因は、外側のエナメル質が黄ばんでいることがほとんどでしょう。
そして、このエナメル質は加齢によって少しづつ薄くなっていきます。
加齢によって歯を包むエナメル質が薄くなり、内側の黄色い象牙質が見えて歯が黄ばんで見えるのです。
この象牙質の色には個人差があり、元から象牙質が黄色い人もいます。
エナメル質が薄く象牙質が黄色い人は、ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使ってエナメル質をキレイにしても、ホワイトニング効果を感じにくいでしょう。
歯が白く見えるたった1つの理由
ホワイトニングにより歯が白く見えるのは、歯の外側を覆う半透明なエナメル質をホワイトニングの作用ですりガラスのようにしているからです。
歯のエナメル質をすりガラスのような状態にすると歯の内側にある黄色い象牙質部分が見えづらくなり、白く見せることができます。
ブレスマイルクリアを使ってエナメル質の着色を落とすだけで、効果を感じる人もいるでしょう。
それでも、芸能人のような白い歯なるかは、個人差があるんです。
芸能人のような白い歯は、過酸化水素水という薬品を使うと、エナメル質をすりガラスのようにすることができます。
そのため、半透明のエナメル質が光を反射して、歯が白く見えるようにしているんです。
エナメル質が黄ばむ原因3選!
気が付かないうちに歯が黄ばんでしまわないように、黄ばみの原因を知っておきましょう。
次の項目で、歯のエナメル質が黄ばみやすくなる原因を紹介しますね♪
歯のエナメル質が黄ばむ原因は大きく分けて3つあるんです。
- 食べ物
- たばこ
- 加齢
食べ物
歯の黄ばみの多くは、食べ物のポリフェノールが原因です。
食べ物の中にはポリフェノールが入っていて、このポリフェノールが歯のエナメル質と結びついて黄ばみになってしまいます。
特に、ワイン、チョコレート、コーヒーなどはポリフェノールがたくさん含まれているため、黄ばみの原因になりやすい食べ物なんです。
ポリフェノールとエナメル質が結びつかないようにするためには、食後の歯磨きや、食べてすぐ口をゆすぐことで、歯が黄ばみにくくなります。
たばこ
たばこのヤニは、黄ばみのポリフェノールよりも黄ばみの原因になるんです。
たばこに含まれているタールは、エナメル質との結びつきが強いので、歯が黄ばみやすくなってしまいます。
日々たばこを吸い続けることは、とても強い黄ばみの原因を作っているといえるでしょう。
加齢
加齢によりエナメル質が薄くなることで、象牙質の色が強く出てしまいます。
エナメル質が薄くなることは避けられません。
でも、エナメル質が薄くなることを、ケアをすることはできるんです。
酸の強い柑橘系やお酢の入ったものを取り過ぎないことや歯ブラシを強くし過ぎないことで、エナメル質が薄くなることをケアできますよ。
ブレスマイルクリアの白くなる効果
ブレスマイルクリアには主に次の7つの有効成分が入っているんです。
- ポリエチレングリコール400
- ゼオライト
- フッ化ナトリウム
- 塩化セチルピリジニウム
- グリチルリチン酸ジカリウム
- イソプロピルメチルフェノール
- 酢酸DL-α-トコフェロール
この7つの成分について聞いたことが無い人も多いでしょう。
次の項目では、厚生労働省が発表している「薬用歯みがき類製造販売承認基準」から、ブレスマイルクリアに入っている成分を詳しく解説していきますね。
ブレスマイルクリアの7つの成分とは
ポリエチレングリコール400
ポリエチレングリコール400には、たばこによってエナメル質についた黄ばみを浮かび上がらせる働きがあります。
浮かび上がらせた後にブラッシングを行うことで、エナメル質の黄ばみを取ることができるんです。
そのため、歯が持っている本来の色に近づけることができますよ。
ゼオライト
ゼオライトには、歯石が作られるのを防いだり、歯石の沈着を防ぐ効果があります。
また、口臭予防にも効果があるんです。
フッ化ナトリウム
フッ化ナトリウムには、虫歯の進行と予防の効果があるんです。
そのため、健康な歯を保てるようになりますよ。
塩化セチルピリジニウム
塩化セチルピリジニウムは、優れた殺菌作用があり、主に歯肉炎の予防に効果があります。
その他にも、虫歯の発生と予防、口臭予防にも効果を発揮してくれるんです。
グリチルリチン酸ジカリウム
グリチルリチン酸ジカリウムは、炎症に対して作用を発揮し、歯周病 歯肉炎の予防に効果があるんです。
さらにグリチルリチン酸ジカリウムは、口臭予防にも効果を発揮してくれます。
イソプロピルメチルフェノール
イソプロピルメチルフェノールには高い殺菌作用があります。
そのため、歯肉炎のや口臭の予防、虫歯の発生と進行の予防に高い効果があるんです。
酢酸DL-α-トコフェロール
酢酸DL-α-トコフェロールはビタミンEのことなんです。
この酢酸DL-α-トコフェロールには、血行促進作用があるため、歯茎の健康を保つのに有効な成分になります。
歯を白くする成分はポリエチレングリコール400
ブレスマイルクリアに入っている成分で歯を白くする成分は、ポリエチレングリコール400です。
たばこのヤニは、歯のエナメル質に付きやすいため、黄ばみの原因になりやすいものです。
ポリエチレングリコール400にはエナメル質についた、たばこのヤニを落とす効果があり、喫煙をする人にブレスマイルクリアは最適でしょう。
その他に黄ばみを落とす作用がある成分は、ポリリン酸ナトリウムなどがあります。
ポリリン酸ナトリウムはブレスマイルクリアには入っていないため、もし効果を感じない場合は、ポリリン酸ナトリウムは入っている歯磨き粉も良いかもしれません。
ブレスマイルクリアで白くならない時はホワイトニング歯科
ブレスマイルクリアで白くならない時の対処法は、ホワイトニング歯科に行くことです!
歯のエナメル質が薄くて中の象牙質の色が見えやすい人には、ブレスマイルクリアの効果は薄いでしょう。
ブレスマイルクリアで効果がなかったという方には、ホワイトニング歯科の薬品を使った方法がおすすめです。
ホワイトニング歯科について、次の項目で解説していきますね。
歯磨き粉で白くならないときはホワイトニング歯科がオススメ
ブレスマイルクリアでホワイトニング効果を感じない場合は、ホワイトニング歯科がオススメです。
ホワイトニング歯科では、薬品である過酸化水素を使って歯のエナメル質を変化させ白く見せることができます。
そのため、ブレスマイルクリアなどの歯磨き粉よりもホワイトニング効果があるんです。
もし、歯磨き粉のホワイトニング効果に満足できない場合は、ホワイトニング歯科を受診してみてください。
ホワイトニング歯科で使用する過酸化水素は、専門知識が無いと危ないので、自分で使うのはやめてくださいね。
ホワイトニング歯科の注意点
ホワイトニングには過酸化水素という強力な薬品を使うため、医師の診断は必ず受けましょう。
そのため、ホワイトニングをする前に知っておかないといけない2つのことがあります。
- 虫歯などは無いか
- 詰め物は無いか
次の項目で細かく見ていきましょう。
虫歯などは無いか
歯に虫歯などがある場合、薬品により知覚過敏を起こしやすくなります。
そのため、まずは医師の診断を受けて、ホワイトニングをしても大丈夫であるかを確認しましょう。
詰め物は無いか
ホワイトニングは詰め物や人工歯には効果を発揮しません。
そのため、ホワイトニングをしても、その歯だけ色が違うということになってしまうんです。
また、蓋をしていた詰め物が、薬品ではがれてしまう可能性もあります。
そうならないように、詰め物がある場合は、前もって医師に相談をしましょう。
まとめ
- 市販のホワイトニングはエナメル質の着色を落としている
- 効果を感じにくい人はエナメル質が薄い可能性がある
- 加齢とともにエナメル質が薄くなり、象牙質の色が見えやすくなってしまう
- 歯が黄ばむ原因は食べ物やたばこと加齢
- ブレスマイルクリアには7つの成分が入っている
- ブレスマイルクリアのポリエチレングリコール400がエナメル質の黄ばみを落としてくれる
- ポリエチレングリコール400は、特にたばこのヤニを落とす
- 市販のホワイトニングが効果を感じない場合はホワイトニング歯科へ相談する
- 虫歯や歯周病などがあると、知覚過敏になるため治療をする必要がある
- 歯の詰め物などは白くならないのでホワイトニングをするときには注意
自分の歯が白くならないかなと感じることありますよね。
ブレスマイルクリアではエナメル質の黄ばみを落とすので、白い歯になるかは個人差がでます。
そのためブレスマイルクリアを使っても、思ったほど白くならないと感じる人もいるでしょう。
ホワイトニング歯科では過酸化水素を使って白くするため、歯の治療から始めたりすると白くするまでに時間が掛かってしまう人もいます。
ブレスマイルクリアを使って健康な歯を手に入れることが、ホワイトニングをする前に必要です。
日常の歯磨きを見直し、虫歯や病気にならない予防をしましょう。